現在までにコンタクトレンズを使用した経験をお持ちの方であれば、コンタクトレンズを使用する際の注意点について、改めて確認する必要はないかもしれませんが、コンタクトレンズの使用経験がない方がカラコンを使用する際には、知っておくべき注意点がいくつかあります。
カラコンは高度管理医療機器です
カラコンであっても視力矯正用の透明のコンタクトレンズであっても、高度管理医療機器という医療機器に分類されるため、使用方法や使用上の注意点に何ら変わりありません。まず、視力矯正用のコンタクトレンズを購入する手順をご紹介しておくことにします。視力矯正用のコンタクトレンズを購入するに当たっては、必ず医師による検眼や目の検査が行われ、コンタクトレンズ使用の可否が決定します。つまり、同じ高度医療精密機器であるカラコンを使用する際にも、初めての場合にはまず眼科で検査を受け、目の状態を調べておく必要があるということです。
用意しておくものについて
まず、カラコン本体だけではなく、保存ケースや保存液も準備しておきましょう。ワンデータイプの使い捨てであればこれらは必要ありませんが、2ウィークやマンスリーなどの連続使用するタイプについては、毎日必ず洗浄してケースで保存しておく必要があります。
1日の使用時間に注意しましょう
視力矯正用の透明なコンタクトレンズ、カラコンのどちらも、1日の適切な装着時間は8時間が目安となっています。これは、カラコンによる目の酸素不足などのトラブルを避けるために設けられている時間ですので、必ず守りましょう。
個人輸入カラコンに注意!
以前、日本の高度管理医療機器ではない海外製のカラコンで失明寸前の状態となってしまった女性のニュースがありました。この原因は、カラコンの色素が漏れ出したことが原因であるとされています。これは日本の通販ではない海外の業者が粗悪品を作ったことが原因でしたが、カラコンを購入する際には格安や激安などという言葉だけに釣られず、日本での販売資格を持った通販店から購入しましょう。