DIA


カラコンは透明なコンタクトレンズと違い、大きさが大事な要素になってきます。カラコンにはいろんな種類の大きさを示す指標がありますが、DIAというレンズの大きさはカラコンを付ける人はみんな見る数字です。

DIA(ダイア)とは?

DIAとは、レンズを平らな状態にするのではなく、カーブがある状態で測った外側の透明部分も含めたレンズ全体の直径を指します。国内で承認を受けている高度管理医療機器のカラコンのDIAは、14.0mm~15.0mmですが、実際に販売されているカラコンの多くは14.0mm~14.5mmで、14.0mmより小さかったり、14.5mmより大きいカラコンの種類は限られるようです。

DIAが目に及ぼす影響について

私たちの目には角膜が存在していて、酸素を取り込んで目の健康を保っています。ところが、カラコンを装着すると目がレンズに覆われた状態となるため、角膜は酸素を取り入れにくい状態となり、酸欠を起こしやすくなります。角膜に酸欠が起こるとさまざまな目のトラブルがおこりやすくなるので、カラコンを選ぶ際には、ご自身の黒目部分の大きさをよく確認して、適切なDIAのレンズを選ぶことが大切です。

また、目の健康を重視するのであればできる限りDIAが小さな製品を選ぶとよいでしょう。

DIAが合わない場合に起こりやすいトラブルとは?

まず、疲れ目や充血が起こりやすくなります。その時点でDIAが合っていないことに気がつけばいいのですが、これに気付かずに同じDIAのカラコンを付け続けていると、最悪の場合、角膜に傷がついてしまう可能性もあります。角膜に傷がついてしまうと元の状態に戻すことは困難となりますので、カラコンの装着中に目に違和感が現れたのであれば、すぐにカラコンを外して、ゴミなどの付着を点検するとともに、DIAについても確認してみましょう。また、必ず眼科の診察を受けましょう。


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