正しい使用方法を守っていれば、カラコンで目にトラブルが起こりませんが、たまにカラコンの使用で目が充血するという方がいます。この原因はいったいどのようなところにあって対処方法はあるのでしょうか？
カラコンで目が充血！なにが原因？
カラコンを付け始めて間もない方に目の充血が現れたのであれば、それは単純に目がカラコンに慣れていないことが考えられます。視力矯正用の一般的なコンタクトレンズでも同様ですが、付けはじめは1日数時間程度の装着で、日を追うごとに装着時間を延ばして慣らしいてくことが大切です。また慣れている方の場合は、装着時間のオーバーにより目が酸素不足になっている可能性がありますので、再度ご自身のカラコン装着時間を確認してみましょう。そして、心配なのが雑菌の侵入です。きちんとお手入れされているカラコンの場合では、レンズが不潔な状態になっているとは考えにくく、雑菌が繁殖する可能性は低いと考えられます。ところが、お手入れを怠っていた場合では、保存液に浸けていたとしても雑菌が繁殖して目にダメージを与える可能性が大きくなります。カラコンは必ず毎日洗浄して、清潔な状態を保ちましょう。
目が充血したときの対処方法
目が充血したらまずはカラコンを外します。これにより、目に酸素が届くようになりますので、ある程度は充血が治まるはずです。そして、できれば冷水で目を洗浄すると良いでしょう。必要であれば、目薬を使用してもかまいません。ただし、充血だけではなく、目に痒みや痛みが生じている場合には雑菌によるトラブルであることが考えられますので、ひとまず眼科で診察を受け、適切な処置を受けることがベストです。また、充血がしばらく治まらないときには、数日間カラコンの使用を中止してみるとよいでしょう。
