含水率


「カラコンを購入するときには、含水率の高い製品を選びましょう」このような言葉を見聞きしたことのある方は多いのではないでしょうか?一般的に、含水率が高いカラコンは目に優しいと考えられているようですが、実はそのようなメリットばかりではなく、含水率が高いがゆえに、生まれてくるデメリットもあります。

カラコンの含水率ってなに?

簡単に言ってしまうと、カラコンのレンズ自体が持っている保水率のことです。レンズ自体にどれくらいの水分が含まれているかを示す数値で、含水率38%前後のカラコンが多いですが、42.5%、55%、58%などのカラコンもあります。50%以上からが高含水率と言われます。

含水率が高いカラコンのメリット・デメリット

水分を多く含むということは、酸素を通過させやすいということであるため、角膜が酸欠に陥りずらい考えられます。これだけを見るのであれば、含水率が高いカラコンは目に優しいといえるでしょう。ところが、含水率が多いカラコンは、レンズ自体が多くの水分を必要とするため、目の水分を奪ってしまう可能性が高いというデメリットも持っているんです。目の水分がカラコンに吸収されてしまうと、当然のことながら目の表面が乾きやすくなり、その結果、カラコンが目に貼りつきやすくなります。現在販売されているカラコンの中には”含水率50%以上”の高含水タイプもありますが、含水率が高いカラコンであっても、このような弱点があるということも知っておきましょう。

含水率が低いカラコンはダメなの?

そのようなことはありません。含水率が低いカラコンの場合では、レンズそのものが薄く、違和感を感じにくいというメリットを持っています。また、レンズが薄い分だけ保水量も少なくなりますので、目が乾燥する確率が低くなるというメリットを持っています。普段から目が乾きやすいという方は、含水率が高いカラコンよりも、含水率が低いカラコンのほうがオススメです。エアコンを使っていると空気が乾燥しがちですが、おなじように目も乾燥しやすくなりますので、低含水タイプのカラコンの方が長く付けていられるケースもあります。人によって異なります。


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